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life of "love the life"

仕事してるんです : 元浅草アトリエ・造作工事

5/28。恐れ多くも田園調布でご近所の市川平さんにご協力をいただきつつ、プチ改装工事が追い込み中の元浅草へ、荷物の運び込み第一弾を敢行。

床工事は終了し、現在は室内洗濯機置場などの造作工事が佳境を迎えている。

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吊り戸棚のラインを揃えたり小壁を作ったりと、空間的には本当に最低限の整理をしただけなんだけど、一気にまとまった感じになってきた。クライアントの家が奇麗になるのは見慣れているが、今回ここに住むのは自分たちなわけで、なんだかいつもと違った感慨があるなあ。

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室内洗濯機置場ほぼ完成(上の写真左)。いい感じの玄関照明取付完了(上の写真右)。

本日(5/29)は荷物の運び込み第二弾。数日間、電話やメールでのレスポンスが悪くなると思いますので、お急ぎの方は携帯電話までご連絡ください。

2005年05月29日 02:21 | trackbacks (0) | comments (0)

仕事してるんです : 元浅草アトリエ・床張り

5/25。朝9時半頃現場に着くと、東京電力さんと東京ガスさんが待っていた。電気容量アップに伴う分電盤メインスイッチの交換とガスの開栓に立ち会い。

そして、前日の床解体+電気配線に続いて、この日から新たな床張り工事に突入。木ごころ・服巻さんが手際良くウッドフローリングを施行中。すでにDK部分の1/3以上の面積が仕上がっていた。

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加藤木材産業さんの無垢フローリング。節有り木曽桧蜜蝋ワックス塗り。厚さは15ミリ。素地のように見えるけど、この状態で仕上げ済み。柔らかく、暖かい表面の質感が心地よい。現場にたちこめる桧の香りを満喫しつつ、室内洗濯機置場の新設に伴う水道工事の打ち合わせ。

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うまく床下で水道配管が分岐できれば良かったんだけど、残念ながら既存の状態では無理があるようだ。止むなく露出配管で対応することに。下の写真左は家具製作図作成用の採寸を行う飛澤さんと、床張り中の服巻さん。写真右は既存のキッチンカウンターを一旦取り外し中の飛澤さんと水道屋さん。お疲れさまです。

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2005年05月27日 04:24 | trackbacks (0) | comments (0)

食べたり飲んだり : 田原町・パンのペリカン

引っ越し準備のついでに少しだけご近所散策。

5/24。元浅草アトリエのプチ改装にしばらく立ち会った後、『ペリカン』に行ってきた。この辺では超有名なパン屋さん。食パンとロールパンが看板商品で、菓子パンや総菜パンの類いはほとんど置いていないに等しいハードコアな店。

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店構えは上の写真のような具合。国際通りに面した間口3メートルくらいの小さなビル。赤いテントがかわいい。通りの向かい側からも感じられる焼きたてパンの甘い香り。
店内に入るとアルミサッシから5、60センチの距離にいきなり販売カウンター。食パンが山積みになっている。その奥にいくつも並んだ高さ2メートルくらいの大きな可動ステンレス棚は焼き上がったロールパンでいっぱい。向かって右側の壁には木製の棚が造り付けられていて、こちらは食パンでいっぱい。

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食パン一斤(260円)と中ロール5個入り(310円)を購入。ほかほかのロールパン(ひとつひとつ手で生地を巻いていると聞く)は帰りがけに歩きながら早速いただいてみた。味わい自体は軽くて素朴で至ってシンプル(あたりまえか)。しかしこのもちもちした食感と豊かな風味はちょっとただごとではないんじゃないか。帰ってから食べてみた食パンにもその印象は共通していた。美味い。

ロールパンの拡大写真はこちら

web上のあちこちで三代目店主氏のインタビューなどを拝見すると、「こし」なるフレーズがよく使われているのが印象的だ。パンで「こし」とはあまり聞いたことが無いけど、この店のパンには実にしっくりと当てはまるように思う。

ペリカン/東京都台東区寿4-7-4
03-3841-4686/8:00-18:00/日祝休

街の美味しいパン屋さん!(台東区タウン)
みえっちのブレッド・スプレッド(sweets life)

2005年05月26日 04:46 | trackbacks (0) | comments (2)

仕事してるんです : 元浅草アトリエ・床解体

引っ越し準備進行中。

5/24。love the life元浅草アトリエの引っ越し前プチ改装工事が始まった。新しく借りたアトリエ兼住まいは合板フローリングの部屋が2つと畳敷の部屋が1つの2DK。板間の2室を一体的に使おうと思ったんだけど、既存の合板フローリングの色が違ったり少し段差があったりしたため、大家さんにお願いして床を張り替えることに。

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この日の作業は既存の床の解体。木ごころ・飛澤さんと照明・コンセント回路などの打ち合わせをしている間に服巻さんと柳さんがみるみるうちに六畳間の合板フローリングと下地コンパネを剥がしてゆく。

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同日、コンセントの増設などにともなう電気配線工事が行われた。配線のうち大半は床下に這わせることが出来るので、天井や壁にはほとんど手を加える必要は無い。今時珍しい塗装仕上げの壁、露出した木部材など、既存の内装のいい部分を生かしながら、築35年のマンションの一室に新しい空気を呼び込んでみたい。

2005年05月26日 04:02 | trackbacks (0) | comments (0)

珈琲の美味しい店 : アンセーニュ・ダングル

『Cafe Enseigne D'angle』(カフェ・アンセーニュ・ダングル)の3店舗を先日ようやく巡り終えた。場所は原宿(下の写真左)、広尾(下の写真中)、そして自由が丘(下の写真右)。

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中でも原宿店は最も古く(現在の本店は自由が丘店)、この店からは『武蔵野珈琲店』(吉祥寺)、『トロワ・バグ』(神保町)、『トロワ・シャンブル』(下北沢など)、『カフェ・リドル』(京都)、『宮越屋珈琲』(札幌など)などなど、数多くの名店マスターが輩出されている。オーナー氏は六本木の『カファ・ブンナ』にいらした方。ちなみに『カファ・ブンナ』をお一人で切り盛りされているあのシャンソン通のマスター氏は『コクテール堂』系の店舗スタイルを確立された人物なのだそうだ。また(これは完全に余談だが)、『カファ・ブンナ』の下階に昨年始めまで内田繁氏デザインの伝説的バー『バルコン』が存在したことは、空間デザインに携わる私たちにとって忘れ難い。店に歴史有り。

フレンチスタイルをうたう『アンセーニュ・ダングル』のブレンドは当然ながら深煎りネルドリップで、パンチ力満点。特にドゥミタスは、口に含むとエイジングされた珈琲豆の持つ苦み、酸味、そして甘みのすべてが一気呵成に押し寄せてくる。決して奇麗な味わいではないが、野蛮さの中にも筋の通ったところを感じさせるこの店の珈琲には、やはり他に無い魅力がある。暖かい季節には琥珀の女王(グラスで供される冷たい珈琲)も美味しい。店のデザインにも一貫性がある。漆喰とダークに染色された木材、そして煉瓦を大胆に用いた内外装は奥様方にも受け入れられ易いが、実のところはむしろ男らしく豪快な意匠だと言える。ライティングについてはスタンドライトと間接照明がメインでダウンライトがとても少ないのが特徴。店内はほの暗い洞窟のようだ。わざわざカウンターから離れた場所にレジを置くスタイルも3店に共通している。さらに嬉しいのはどこも無休で23時まで営業していること。店の規模については各店様々。コンパクトで隠れ家的な原宿店もいいが、自由が丘店の大空間も捨て難い。

Cafe Enseigne D'angle(カフェ・アンセーニュ・ダングル)
10:00-23:00/無休
原宿店/東京都渋谷区千駄ケ谷3-61-11-102/03-3405-4482
広尾店/東京都港区南麻布5-15-25-2F/03-3449-8853
自由が丘店/東京都目黒区自由が丘1-13-6/03-3725-4749

2005年05月08日 08:03 | trackbacks (0) | comments (0)
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