11/12。夕方にユーロスターでフィレンツェ入り。
駅近くを下調べ無しでフラフラと数時間だけ観光。
夜空に浮かび上がるドゥオモの異様。まるで巨大生物の骸骨を思わせる。
それにしてもデカい。デカ過ぎる。しかもそのディテールの精緻なこと。
カテドラーレのファサードを洗礼堂の足下から見上げると、無数の聖人がこちらへと一斉に視線を投げ掛ける。思わず冷や汗。
現在はあちこちに足場がかけられ、補修工事が行われている模様。工事箇所以外にも大理石の剥がれた部分や汚れの激しい部分は多い。これだけデカいと常に直しながらじゃないと維持できなさそうだ。
これだけのものを作り上げた人々に心底敬服する。また同時に、宗教の力と言うのはつくづく恐ろしいとも思う。