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旅に出てきました : 11/13・ヴェネチアの食事

さらに11/13の続き。ヴェネチアでの食事は魚介三昧。

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上の写真はこの日遅いランチをとった『Trattria dai Peochi』という小さな店。サンタ・フォスカ教会のそば。つつましやかで枯れた感じのいい佇まい。

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木の梁が露出した低い天井と現場打ちテラゾの床はヴェネチアの商店で多く見かけるスタイル。ペンダントライトの貝殻のように波打ったかたちの陶製シェードがこの店のインテリアを特徴づけている。
フロアを仕切るのはカウンター左に居るヒゲのオヤジ。長身で強面。客を寄せ付けない風貌。応対にも全く愛想というものが無い。可愛らしい店のつくりとは明らかにミスマッチ。

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が、しかし料理は旨い。見た目は素っ気ないが、素材の味が嬉しい。「ヴォーノ!」と伝えると、ニヤりと一瞬口元で笑うオヤジ。ワインもいただいてお腹いっぱいで一人3000円くらい。この店、気に入った。

遅い夕食はサント・ステファーノ教会脇の路地裏にある『Da Fiore』で。魚のマークの赤い看板がかわいい。店内は意外に広く、バースペースもある。キッチンに面したフロア中央にある冷蔵ショーケースには旨そうな食材が満載。

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訪れた時間のせいかもしれないが、テーブルは地元客と思しい人たちでいっぱい。それでもフロアを切り盛りする女性たちの親しみやすく、かつ上品な応対のおかげで疎外感を感じるようなことは無い。ソムリエール(この人が素晴らしくお洒落でカッコ良かった)に薦めていただいた白ワインが実にキリっとした絶品の味だったんだけど、銘柄を忘失。

で、料理がこれまた素晴らしかった。貝や海老が中心の前菜盛り合わせ(写真右上)の旨かったのなんの。仕事がいい、と言うのも当然あるが、イタリアの魚介も侮れないと痛感。アサリとトマトのパスタ、メインの魚介グリル(それぞれ写真左下・右下/どちらも取り分けられた状態)も言うこと無し。ちょっと食べ過ぎくらいで会計は一人6、7000円くらい。大満足。
帰り際、閉店時間を大幅に押していることに気がついた。まったくそれとは気付かせない応対に感謝。また行かねば。

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上はおまけの写真。ヴェネチアのスーパーマーケットの風景。タコのパッケージが強烈な魚売場(写真左)。鶏と兎の剥身が仲良く並ぶ肉売場(写真右)。魚の値段はそこそこだったが、肉や野菜はとにかく安い。

2005年11月27日 22:01 | trackbacks (0) | comments (0)
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