ボローニャでは『Royal Hotel Carlton』に5泊。
地上階・エントランスロビーの様子。
ロビーの別カット。そこそこクラシカル、そこそこモダン。なんてことの無いインテリアだが、質感の高さには脱帽する。シンプルなデザインながら見事な光を放つシャンデリアは、最近クリスタルビーズを安易に用いがちな日本のダメデザイナーの皆さんに「これを参考にして全部やり直しなさい」と言いたいくらい。
壁や天井にはアンティコ・スタッコがふんだんに用いられている。あらためてその良さを再認識。
ロビーからレストランエリアへと続く通路沿いの様子。目地無しでピッタリと敷き詰められた大理石の床。この美しさと施工精度はまさに驚愕モノだ。
泊まった部屋はこんな具合。そこそこ広く、設備も行き届いているが、わりと無味乾燥。
建物の外観(写真左)はかなり無味乾燥。悪くはないが、ボローニャの街並には今ひとつ調和していないのが残念。
写真右は客室フロアの通路。アンティコ・スタッコの壁に荷物をぶつけないようヒヤヒヤしながら歩いてしまうのは貧乏デザイナーの性か。