love the lifeの作品「DCB」のページを更新しました(Sep. 01, 2012)。Worksからご覧下さい。フォトグラファーは佐藤振一さん。
「DCB」 は代官山駅そばのちいさな古いビルの中にある。細い階段でのアプローチしか無いオフィス仕様の地下2階にバーを設えるには、設備設計や資材搬入の面で工夫が必要だった。目に見えない部分で膨らむことが予想される工事費用に折り合いをつけるため、私たちは機能要素だけで成立する単純な空間を考えることにした。
バーカウンターの天板は、現場溶接での一体化が可能な人工大理石を用いることで、薄く平滑な面に仕上げた。その真上には対象形の吊り天井が配置されている。カウンター前後の壁に穿った凹みの空間には、それぞれテーブル席とバックバーを割り当てた。これらの造作はほぼ同色のマットなオフホワイトに仕上げ、残った部分は黒に近い濃紺で全て塗り潰した。 間接光と小型スポットライトによる控えめな照明とそれらの反射光が、白い面だけをぼんやり浮かび上がらせると、まるで月光の下のような、立体感を欠いた眺めが現れる。バックバーの壁面には店のマスターである櫻岡氏の要望で、液晶プロジェクターから の映像の投影と、プログラム調光可能な LEDライティングが施された。薄色に染まったモノクロの映像が店内の印象をより一層非現実的にする。
直線とフラットな面だけで構成した空間の最奥に、私たちはひとつだけゆるやかなカーブを描くステンレスパイプを置くことにした。その造形はたしか月を暗喩したものだったように記憶しているが、あまり定かではない。 カウンターと吊り天井を繋ぐ細いラインは、上下ふたつの面に重力から切り離されたような浮遊感を与えている。
I am really touched by your design. You had created the best out from the limited area. Cheers !!
I like the the relections of colors on the whites.. and the monochromic picture from the projectors which is controled by lights ... that is really brilliant.
Again, thank you so much for sharing your beautiful design with us...
Dear Ms.Teoh,
Thank you for the comment.
This good bar was completed thanks to the cooperation of various people. The above all importance is that Mr. Sakuraoka's (client & master of this bar) service is wonderful.
We put respect and recommend 'dcb'.