5/21。昼食時はパレスサイドビルディングの飲食店が結構混雑するので、学士会館のカフェ&ビアパブ『The Seven's House』で軽めのランチを採ることにする。学士会館の建築デザインは日本橋高島屋(旧日本生命館)なども手がけた高橋貞太郎。1928年完成。
この店はいつ来ても比較的空いているのがいい。客は年配の方ばかりで、私たちのような若作り中年はおそらく最年少の部類だ。5mはあろうかという高い天井、控えめなライティングと手の込んだ木造作が相まって、美術展の混雑を抜け出しほっとするにはちょうど良い場所となっている。
学士会館には全部で4つの飲食店がある。中でも『The Seven's House』の価格設定は一番気軽で、サービスや食事の質はまあそれなり、と言ったところ。それでもこの周辺では穴場的な“使える店”であることは間違いない。
建築家別建物インデックス4
岡田信一郎,渡辺仁,大江新太郎,高橋貞太郎(東京の近代建築)