6/3。アート・スタディーズからの帰りに通りかかった『国際こども図書館』。
1906年に文部省技師・久留正道らの設計で建てられた帝都図書館が、後に国立国会図書館支部上野図書館(通称上野図書館)として使用され、さらに2002年に改修工事を終えて現在の姿で開館。改修工事の設計は安藤忠雄建築研究所が中心となって行われた。
エントランスのガラスボックスが歴史的建造物を引き立てる正面外観。しかし、入ってすぐの場所にある受付カウンター裏側のごちゃごちゃした様子が外から丸見え。大勢に影響のある部分ではないけど、もともとインテリアを得意とする安藤氏の作品でこうしたことが起こるのはちょっと意外で残念だ。
それにしても、ガラスや構造、設備の納まりなどのディテールは安藤テイスト満載で実に見応えがある。今度はぜひ中に入ってみよう。
ガラスボックスのぶっ刺さり方が素敵。