6/19。現場チェックからの帰りに幡ヶ谷駅の上にあったインド料理店で遅めの昼食。店名は『ダルヴィッシュ』となぜかイラン系。
間口2メートル強ほどの狭いビル通路に貼り付いたガラス張りの店構え。自動ドアから十数席ほどのカウンター席の一角へ。鼻先のキッチンにはシェフとマネ−ジャーの二人が立ち、その頭上の棚にはスパイスの詰まった大降りのタッパーウェアが整然と積み重なっている。キッチンの左端にはタンドール。洗い物は布で簡単に目隠しされた反対側のエリアで行っている様子。これほどまでに作業の様子がオープンなインド料理店にははじめてお目にかかったが、ステンレス張りのキッチンは行程ごとにシェフの手で丁寧に磨き上げられ実に清潔だ。
シェフの手さばきとスパイス棚の隣のテレビに流れるインドのミュージックビデオを交互に見ながら待つと、ほどなくシーフードカレーとダルカレー、そして焼きたてのシークカバブとナンが登場。30センチくらいの奥行きしか無いカウンターにでんと横たわるナンがやけに巨大に見える。
それにしても、この店構えや店名にして、料理の味がなかなか本格的であることには驚いた。どうりで中途半端な時間帯であるにも関わらず、テイクアウトも含めてコンスタントに客が訪れるわけだ。やればできるんだなあ、と痛く感心。
食券式の明朗会計も嬉しい駅前の蕎麦屋みたいな美味しいインド料理店。幡ヶ谷周辺に住む人がちょっと羨ましくなった。
ダルヴィッシュ/東京都渋谷区幡ヶ谷2-13-4/03-3373-1373
11:30-15:00,17:00-22:00/火休
同じならびにあるチャイナハウス龍口酒家もいいですよ。
おおー、ものすごくお久しぶりです!お元気ですか?>えびはらさん
チャイナハウス龍口酒家、かなりウマそうですね。あの雑居感あふれるビルにそんなお店があるとは。。。幡ヶ谷恐るべし。今度の機会にぜひ行ってみます!
>ピエ〜ルさん
はじめまして!ダルヴィッシュ、あの店構えにしてあのクオリティ、なかなか侮れませんよね。ホント、あんな店が街にもっとたくさんあればと心底思います。
それはそうとピエ〜ルさんのブログ、充実した内容に驚きました。じっくり拝見させていただきます!