7/28。小田原『井筒屋』の現場チェックと打合せ。前回来た時の予感が的中し、工程に遅れが生じていた。造作の状態にあまり変わりはなく、予定されていた塗装工事はまだはじまっていない。
その代わり外装の工事はかなり進行。欄間と腰の部分に白く染色した檜材が短冊状に並び、残りのガラス面には強力な西日を遮るための紫外線カットフィルムが貼られた。
もともとアンバー色だったアルミサッシの方立は白い塩ビシートで覆われ、予想以上にずいぶんと印象が変わった(上の写真左)。外装と同時に檜材の突き出し看板もほぼ出来上がりつつあった(上の写真右)。
自動ドアは床センサー式から上部人感センサー式に変更。床センサーの埋まっていた部分はモルタルで埋めることに(上の写真左)。店内のパーティションを取付ける部分にはベースとなるスチールプレートが埋め込まれていた(上の写真右)。
チェックの合間に有線放送の打合せ。さらにしばらくしてから地元の植木屋さんと既存のプランターへの植え込みについての打合せ。スラリとした体型に作業服と地下足袋をしゃきっと身に付けた植木屋さんはきびきびとした動作が印象的。しかも話が通じるのが実に早い。いい仕事をして下さりそうな予感。
今後の工程を現場担当の重本さんに確認してから東京へ戻る。