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食べたり飲んだり : 浅草・亀十

8/21。小田原『井筒屋』用の暖簾を『べんがらや』さんで発注して、すぐそばの『ふじ屋』で雀と柳の手拭を購入。地下鉄浅草駅に向かう途中で『亀十』に初めて立ち寄ってみた。どら焼きで有名な和菓子店。

アーケードに面してところ狭しとワゴンの並ぶいかにも観光地の土産物屋然とした店構えは、どうにも美味しいものがいただけそうには見え難い。店内に入るとすぐそこにある販売カウンターの向こうでは、大勢の店員さんが奥の工房で作られた様々なお菓子の梱包作業に勤しんでいる。この日は時刻が遅かったせいか、思いのほかすぐに注文を聞いてもらうことができた。

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どら焼きは白あんと黒あんの2種。少量の場合はピンクの2色使いがかわいらしい紙袋に入れてもらえる。亀甲紋に十をあしらったロゴはなかなかかっこいい。

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直径が大きくあんのたっぷり挟まったどら焼きは、持つとずしりとする。焼き色にむらのある皮の質感が個性的。上の写真は白あんのどら焼き。

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こちらは黒あん。

食べると先ず「これは」と思わせるのはやはりこの皮。しっとりふわふわの食感にうっとりしてしまう。一見軟弱な焼き色ながら、どら焼きならではの楽しみである香ばしさも十二分。こりゃまるで魔法の皮だ。『うさぎや』の見目麗しさや上品さとは比べようも無い別ジャンルのどら焼きだが、諸手を上げて美味いと言おう。

個人的にはあんと皮の両方が主張し合う黒あんよりも、あんの方が引き立て役にまわった白あんに軍配を上げる。でもこの辺はおそらく気分とか好みの問題だ。またひとつ、近所の素敵おやつを開拓。買い過ぎに注意しなくちゃ。。。

亀十/東京都台東区雷門2-18-11/03-3841-2210
10:00-20:30/第1・3月休

2006年08月24日 03:00 | trackbacks (0) | comments (0)
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