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身体と空間の芸術 : lumps & bumps

9/12。青山・spiralで『lumps & bumps —ラング/バウマン的スパイラルの感じ方—』を見に行った。勝野は9日に続いての再訪。

ラング/バウマンはスイスの2人組アートユニット。日本でのイベントはこれが最初とのこと。

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インクジェットプリントのカーペットによる『beautiful corner #4』。カフェのフロアにも作品が敷き詰められている。

もう、ずっとこのままにしといていいんじゃないか、と思わせる完成度の高さ。

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アトリウムには巨大なバルーンがぎっしり。こちらは『comfort #2』という作品。バルーンには人が乗っても大丈夫な強度があって、子供はもちろん、時には大人もこの上で飛び跳ねたりしている。運動神経の鈍い私たちは遠慮しておいた。

スロープを上り、アトリウムを見下ろすと、有機的な形態が内蔵組織を思わせる。この日は昼休みをバルーンの上で寝て過ごす人が一人。

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アトリウムからスパイラルマーケットを抜けたところのオープンスペースへ。こちらにもインスタレーション『perfect #4』が。同一形状のゴールド色の樹脂性ブロックが、様々な向きで壁面に配置されている。青山通りを見下ろす窓面が、ゴールドの半透明シートで覆われているのも面白い。

どの作品も理屈抜きで楽しく、しかもspiralの空間(設計は槇総合計画事務所/槇文彦氏)が持つ魅力を見事に引き出していることに感銘を受けた。ラング/バウマンのホームページに掲載された作品を見た限り、このプロジェクトはおそらく彼らにとって代表的な仕事のひとつになりそう。いろんな意味で、必見の大穴イベントだ。

lang/baumann

槇総合計画事務所/槇文彦
spiral

2006年09月18日 13:00 | trackbacks (0) | comments (0)
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