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都市とデザインと : 旧朝香宮邸のアール・デコ

9/4。東京都庭園美術館『旧朝香宮邸のアール・デコ』展を見に行った。“見に行った”と言うよりも写真を撮りに行ったと言う方が正しいか。このイベントの主要な展示物は旧朝香宮邸であるところの美術館の建物それ自体。そして目玉はなんと言っても館内での写真撮影が可能なこと。そりゃもう撮りまくりましたとも。

と言うわけで、説明は抜きにしてこの日の成果物を一気にアップ。

・正面外観
・正面玄関ガラスレリーフ
・正面玄関ガラスレリーフ(拡大)/コインロッカー室

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・大広間
・大広間/大広間から2Fへの階段見上

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・次室

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・大客室
・大客室から次室を見る/大客室扉

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・大食堂
・大食堂照明/レリーフ/扉

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・大広間から2Fへの階段/照明柱
・大食堂前から2F、3Fへの階段

・3Fウィンターガーデン
・2Fベランダ/小客室

・ラジエーターグリル(大広間/小客室/大食堂/2Fホール)
・各室照明(正面玄関/大広間/大食堂/廊下)
・各部ディテール(外部/外部/大食堂前から2F、3Fへの階段/2Fベランダ)

・茶室「光華」外観
・茶室「光華」立礼の席/広間
・茶室「光華」小間

係員の方々の熱心で親切な対応に助けていただきつつ、3時間くらいかけてじっくり撮影した。ディテールのカットに手がまわらなかったので、会期中にもう一度行ければと思う。できればこうした館内撮影可能なイベントを年に一回くらいはやって欲しいものだけど、案内を良く見ずにフラッシュを焚いたり内装に触ったりする来館者がけっこう居るようだったから、なかなかそうも行かないのかもしれない。

残念なのは、2Fの大半がキャンディーボックスや香水瓶の展示に使われていたおかげで撮影が不可だったこと。展示物が写真に写ってしまうと、著作権の問題が発生するんだそうだ。せっかくの機会なんだから、中途半端なことをしなけりゃ良かったのに。そんなわけで、ますます次回に期待せずにはいられないイベントだった。

東京都庭園美術館(Jun. 16, 2006)

2006年09月09日 02:00 | trackbacks (0) | comments (2)
comments

貴重なディテール写真をたくさんありがとうございます。
先人方の細部への気配りとそれを実現した職人達の思いが伝わってきますね。私も是非期間中に行きたいです。

posted by: JA : 2006年09月10日 19:35

>JAさん
見応えが有り過ぎてホント大変でした。。。ぜひゆっくり時間を取ってご覧になることをお薦めします。

主要なインテリアデザインを統括したアンリ・ラパンもなかなかいい仕事をしていますが、個人的にはルネ・ラリックのセンスの高さと宮内省内匠寮の頑張りに心打たれます。ガラスと金物と照明器具別棟の茶室「光華」(見れる時と見れない時があるようです)は一見ゆるいデザイン。でも奥の小間は素晴らしいです。

posted by: 勝野+ヤギ : 2006年09月11日 03:11

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