9/18。東京国立博物館で抱一の『夏秋草図屏風』を見たついでに他の展示作品も少しだけ鑑賞。中でも抜群にグッと来たのがこの小さな襖絵。
円山応瑞『鯉魚図襖』。応挙の子息による極めて洗練された画。 それにしたって、なんでまたこのアングルなのか。
全体を見るとこんな感じ。左側の画面が至ってまっとうに描かれていることから、画面の途中で空間がねじれたような印象が生まれている。こういうアヴァンギャルドなのが18世紀あたりにシレっと描かれてたりするのが日本画の面白いところ。
*ご記入のメールアドレスはブログ管理者にのみ通知され非公開となります。