3/28。14:00からディベロッパー側工事の仮引き渡し。ビル内の冷温水供給が遅れていることなどから、まだ空調は完全に稼働していないが、電気設備や防災設備の工事は概ね終了。通路側正面の店名サインの照明が点かないことを除けばほぼ問題無し。
今回はベース照明に久しぶりにCDM(コンパクトな放電管。明るく、消費電力が小さい。少々高価なことと、調光ができないのがタマに傷。)を使うことができた。クリアでメリハリの効いた光がなかなかいい感じ。
ようやく照明が点灯したことに伴って、15:00から引き続きテナント側工事の仕上がりチェック。レジ台後ろのダークグレーの壁の塗装ムラと、通路側正面の白い垂壁に若干浮き出たボードの継目ラインの補修をCAリーディング・米澤さんと田代さんに依頼。
それにしても、まだ一度もクリーニングを入れていないにせよ、現場がやたらとほこりまみれなのが気に入らない。監理の行き届いた現場は工事中でも自ずとそこそこ片付いているもの。汚い現場は三流の現場だ。お二人に注意はしておいたが、果たして真意が伝わったかどうかは分からない。
細かな不満を数えはじめればきりないが、ともあれ、明暗の厳しく対峙する空間はほぼ当初からのデザイン意図通りのものとなった。奇麗になった状態を早く見てみたい。