12/27。『珈琲美学』を出てヤギの実家(阿波市)まで一旦戻り、家族全員で夕食へ。私たちのリクエストで『新見屋』のたらいうどん(詳しくはこちらを参照)におつき合いいただいた。
318号線脇の駐車場からコンクリートの不揃いな階段をとことこ降りて、食券売場のお兄さんに一通りを注文。カウンターの向こうはそのままキッチンで、後ろを向くと足下は宮川内谷川(みやごうちたにかわ)の川辺へと柵も無しにそのまま続いている。手前の個室座敷に入ってエアコンのスイッチを勝手に入れ、座布団を並べて落ち着く。ほどなく先ほどのお兄さんが飲み物から順に注文した品を運んで来る。このワイルドさと適当さがこの店の持ち味だ。
うどんはふくよかでややねじれた形状。独特の食べごたえがある。溶き卵の入った川魚の香り高い出汁に葱とすだちを好みで入れていただく。素朴にして完璧。美味い。
たらいうどん店では定番の沢蟹の唐揚や川魚の塩焼、釜飯もいただいて満喫。こんどは暖かい季節の早い時間に来て、眺望込みで楽しみたいものだ。
新見屋/徳島県阿波市土成町宮川内字上畑100-1/088-695-2068
11:00-19:30(売切御免)/無休
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