2/18。原宿から東新宿にバス移動して大江戸線で飯田橋へ。一通り視察物件を片付けてから、神楽坂の上の方にある『五十番』に立ち寄った。1957年開業の中国料理店。
坂に面した1Fには中華まんの販売窓口があり、通常は歩道でつづら折りになった購入客の行列がほとんど店の目印のようになっている。幸いこの日は平日の午後遅くとあって待ち時間無し。すぐに食べられる肉まんとあんまん、調理用の純正肉まんと貝柱肉まんをひとつずついただいた。随分以前にお土産にもらったことはあったが、自分で買うのはこれが初めて。
土地勘が無く、座って食べられそうな場所を近くに見つけられなかったので、と言うかたまたまものすごくお腹がすいていたから、毘沙門天脇の路地で早速かぶりついた。直径おそらく12、3cmはあるだろう。なにしろでかく、皮がふわふわとして分厚い。そして肉まんの具の濃厚な風味とジューシーさと言ったら実にこの上ない。食べ方に気をつけないと手の中がびしょびしょになりそうなくらいだ。皮の厚さは伊達ではない。とろりとした食感で甘さ控えめのあんまんもまた美味い。
上の写真はアトリエでパスタパンを使って蒸した純正肉まん(左)と貝柱肉まん(右)。メッシュの上に直接置いたところ、大き過ぎてひとつずつしか調理できなかった。せいろ買わなくちゃ。
2、3日後の調理となったため、その場でいただいた時ほどではなかったものの、そのジューシーさは健在。素敵だ。
今度は上階のレストランにもぜひ伺いたい。締めはやっぱり肉まんで。
五十番/東京都新宿区神楽坂3-2/03-3260-0066
11:30-23:00(土-22:00,日祝-21:00)/無休