5/17。午後遅くに『阿佐谷銘茶楽山新店』現場へ。
天井や壁面の練付合板(ねりつけごうはん/薄くスライスした木材を合板の表面に貼り付けたもの)仕上げが佳境を迎え、現場は前日までとは打って変わったごった返しぶり。ちいさな空間のほとんど半分くらいが練付となるため、あちこちで作業が平行するとほとんど足の踏み場も無い。
上の写真は天井面の仕上の見切り部分。左が練付、右が塗装となる。紐(ひも)と呼ばれる細い木材(ここでは5mm角)で合板の切断面を隠す。
エントランスの木製サッシの取り付けも完了(上の写真左)。重厚なつくりの割に控えめな存在感。意図した通りのイメージに満足。
夕刻が近づくに連れて雲行きが怪しくなって来た。エントランスゲートの雨仕舞がまだ完了していないため、イカハタ・竹内さんと武田さんは急いで養生用のブルーシートの準備(上の写真右)。
店内の左半分は後日に和紙張で仕上げる。材料取りの関係上、和紙のピッチと練付のピッチが異なるため、練付合板の継目は極力目立たぬようぴったり突き付けていただく必要がある。どうぞ綺麗に仕上げて下さい。。。と祈りつつ次の打ち合わせへ。