5/24。黒門亭に栄枝・栄助親子会を見に行くも満員札止。意気消沈しつつ『うさぎや』でどら焼きを買って『ラパン』で昼食。台東デザイナーズビレッジの一般公開を覗いてから『阿佐谷銘茶楽山新店』現場へ。
エントランスゲートの左官工事がちょうど終盤に差し掛かっていた。ダークグレーのジョリパット(アクリル系汎用塗壁材の商品名)を割肌に仕上げる。細かなテクスチャーなどは左官職人の堀切氏におまかせ。やや大きめの骨材を混ぜ、調色に硝煙(墨入モルタルと同じ)を用いることで独特の深みが得られた。
仮設の引戸がようやく撤去され、道から店内の様子が伺える状態に。ガラス面にはオープニングセールのポスターが貼られた。通行の人々の多くが足を止めてゆく。
ガラス工事がほぼ完了。カウンターショーケースと給茶カウンターの外形が出来上がった。ケース内の照明はまだ工事中。
店内の間接照明は点灯した状態で見ることができるようになった。空間のイメージもいよいよ最終形に近い。
夕刻になり、カウンターバック壁面の左官工事が始まった。下地材を施し(写真左)、エントランスゲートよりも骨材の細かいジョリパットを薄塗りしてゆく(写真右)。上の写真は塗り終わったジョリパットにコテ跡を付けているところ。最初はほぼフラットな仕上げに留める予定だったが、少し表情を付けていただけるよう要望した。堀切氏から提案していただいた2種類の手法から細かくランダムなうねりのような仕上げを選択すると、ものの1、2分でみるみるうちに美しいコテ跡が出来上がった。驚くべき手早さに一同呆気にとられる。
上の写真左はその左官仕上げのディテール。円弧の下にあたる部分にコテ跡をつけ、上はフラットなままとした。
店内では先日から懸案のバナナ壁紙の貼り替えも同時進行中。綺麗に仕上げていただけるよう経師屋さんの背中に祈りつつアトリエへ引き揚げた。
あ、このあいだ個展で「うぎや」のどらやきをいただきました!
あんこ、たっぷりですよね〜
「さ」が抜けました・・・
>ぺすかさん
しかもとろーりとしてるんですよね〜(>あんこ)。
ああ、また食べたくなってきました。。。