5/26の夕刻に『阿佐谷銘茶楽山新店』の現場引き渡し。これにて店の管理は施工監理担当のイカハタさんからクライアントの古川さんへ移り、開店準備がいよいよ本格化する。工事は一通り完了。若干の補修作業と残工事を残すのみとなった。
翌27日に合羽橋のオクダ商店で花手桶と柄杓を購入。その足で阿佐ヶ谷へ。
店ではちょうどイカハタ・竹内さんと武田さんが補修工事の作業を終えようとしていた。お二人に補修の追加を少しばかりお願いし、ついでにダウンライトの微調整もしていただく。
おかげで左側壁際の棚什器の上が一気に華やかになった(上の写真左奥)。前日にはカウンターショーケースの内部と足下の間接照明も点灯(上の写真右)。店の床レベルが道路面から30cmほど上がっているため、外から店内を見た時に足下の照明が想定以上に効果的だった。
店内奥にはステンレスの飾り柱が取り付けられ、棚の先端を支える。突き当たりの壁はバナナ壁紙とタペストリーミラーで仕上げを切り分け、足下に墨入モルタルを立ち上げた。その手前のローチェスト上には芋きん型のクッションが2つ(上の写真左)。
エントランスゲートの左内面にはステンレス切文字の店名サインが取り付けられた(上の写真右)。
先日施工されたカウンタバック壁面の飾り壁は乾燥が終わって落ち着いた表情に。
懸案となっている天井面のバナナ壁紙の継目は、貼り直しの甲斐があって引き渡しの時点では見事に目立たなくなっていたのだが、一日経って見るとまた継目が浮き出てしまっていた(写真ではほとんど分からなくはなった)。竹内さんはオープン前に再度貼り直し(これで4回目)に挑戦して下さるとのこと。その他、大きなところではエントランスゲートへの暖簾の取り付けが残っている。