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旅に出てきました : 帰省ツアー 2008-2009・7-11日目

12/28。高速バスで高速舞子から徳島駅へ。ヤギの弟のクルマで吉野川大橋を渡り、国道沿いの『カフェ・ケストナー』へ。2000年オープンの自家焙煎珈琲店。

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外観はごく一般的なロードサイド店。ドアを開けると小さいながらも明るい染色の木造作に覆われた落ち着きのある空間が広がる。エントランスの左脇にはガラス張りの焙煎室があり、丁寧にハンドピックをする様子が見える。物販棚に並ぶドリッパーはバッハ式だった。ケストナーブレンドなどを注文。

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ブレンドはさすがに香り高くクリアな味わい。しかし私たちの品のない舌にはあまりに軽く、物足りなく感じてしまう。丁寧な仕事ぶりが伺えるだけにもったいない、と言うのはまあ大きなお世話か。アイスコーヒーコーヒーゼリーの豊かな風味にホっと一息。

12/29。ヤギの実家で起床。午後過ぎから弟のクルマでふたたび徳島市内へ。最初に訪ねたのは中央郵便局の裏手にある『いかりや珈琲店』。1955年創業の自家焙煎珈琲店。堂々とした、でもどことなく可愛らしい店構え店頭に大谷焼の器がずらりと並び、その中に豆が入っているのが面白い。

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フロアは延々と奥深く、向こう側の道路にまで通り抜けが出来るようになっている。かなりの席数がありそうだ。グリーンの床タイルの質感が美しい。中ほどのテーブル席でオリジナルブレンドとよしこのブレンドなどを注文。メニューにはデザートやトースト、サンドイッチなども割合充実している。珈琲はまろやかさが特徴的で、やはり軽め。

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さらにもう一軒、市内を東へ移動して福島橋を渡り、末広の住宅街にある『とよとみ珈琲』へ。2003年オープンの自家焙煎珈琲店。

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木工所の倉庫を改装したというなんともワイルドな店構え。店内は至ってカジュアルな雰囲気で一安心。店主氏は波乗りがお好きのようで、そこかしこにサーフボードやアロハシャツなどが飾り付けられている。エントランスの左側にテーブル席があり、正面奥にカウンター席。エントランス右側の階段を上がると、2Fはギャラリーとなっている様子。とよとみブレンドとエスプレッソなどを注文。

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エスプレッソのコクと深み、バランスの良さに思わず歓声。ブレンドもまた実に綺麗な味わいで、かつパンチがある。地方向けのチューニングを一切施されていないばかりか、東京でも滅多にお目にかかれないような見事な珈琲だが、周りを見ると席はほぼ満杯で、その客層は幅広い。カウンターに若い方が多いのは、自家焙煎珈琲店には珍しい風景かもしれない。美味しいものはちゃんと受け入れられるんだな、と改めて思う。ストレートやラテなどもいただいてみたかったが、時間の都合で諦めざるを得なかった。次回はぜひ。

12/30は『新見家』でたらいうどん。大晦日はのんびりと過ごして元日に帰京。

2009年02月02日 10:00 | trackbacks (0) | comments (0)
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