5/22。神戸市『ふつうの家01』現場へ。上棟を翌日に控え、敷地の周囲に足場が組まれていた。コンクリート基礎の上には大引、根太、床板の合板、それから雨よけのビニールシート。
5/23。まずまずの好天。午後過ぎに再び現場へ。2階までの構造が、まさしくこつ然と姿を現した。一日で軸組をやってしまうと聞いてはいたものの、そのスピードとクレーンの大きさに気分が盛り上がる。盛り上がりついでに勝野転倒。ヒザと鼻柱を負傷し、職人さんに余計な心配をかける事態に。
恐縮しつつ、2階へ上がったりしてみる。北側斜面を見下ろすとなかなかの眺望が広がっていた。頭上では職人さんたちは命綱も着けずに15cmほどの幅の梁をすたすた移動しながらてきぱきと部材を組んでゆく。その姿は実にカッコいい。気持ち良さそうだなあ。しかし自分がやることを想像すると足がすくむ。とても無理だ。
部材の包み紙には「祝新築」、「家運繁栄」の文字。
ずっと見ていたくなるようなダイナミックな光景ではあったが、これ以上お邪魔にならないよう夕方前に退散。この日のうちに屋根の合板下地までが出来上がった。