10/11に神戸入り。10/12は『ふつうの家01』オープンハウス。ご来訪下さった皆様、大変ありがとうございました。おかげさまでとても嬉しく楽しい一日となりました。
10/13から10/15までの3日間は『ふつうの家01』の完成写真撮影。一年ぶりにスーパーストレートフォトグラファー・佐藤振一さんの登場。
すっかり片付いた室内。上の写真は1F南西角和室から北側LDKを見通したところ。前々日に御徒町・Woodworkさんに製作していただいたハードメープル接ぎ合わせのダイニングテーブルが届いた(拡大写真)。
上の写真は逆にLDKから和室を見返したところ。障子を閉めるとこんな具合に格子の箱となる。縁無しの畳と天井の目地が呼応する。
撮影は連日朝から夕方まで続いた。上の写真はLDK夕景。
上は南側の土手から外観を撮影する佐藤さんの勇姿。右の写真下方は今回アシスタントを勤めて下さった近藤さん。小さな建物をじっくりと入念に撮っていただいて有り難い限り。
上の写真は2F居室昼景。先日と大体同じ場所から撮影。クリア仕上げのシナ合板と白いクロスの空間。
外観から間取り、ディテールに至るまで、まったくもってニュートラルな「ふつうの家」に違いないと思うのだが、ご覧いただいた方の多くから「全然ふつうじゃないよ」と言われるのが不思議でならない。世間の「ふつう」とは一体何なのか。
この家の周囲を埋めつくすように立ち並ぶ「ショートケーキ住宅 (C)石山修武氏」の類いも、あるいは「デザイナーズなんたら」と称するものも、私たちには到底「ふつう」であるとは思えない。
10/16。若干の残工事はあるものの、『ふつうの家01』はひとまず完成引き渡しと相成った。