4/15。京都国立博物館で『長谷川等伯』を見た帰宅途中、『みよしや』でみたらし団子を5本購入。場所は川端四条の少し東、大和大路の北西角近く。アーケードに面した奥行き数十センチの店先に炭焼台や蜜壺、包装台といった調理設備を個別に配置。3人の店員が餅を焼き、蜜ときな粉を振りかけ、竹皮でくるむ、という一連の流れ作業が目の前で繰り広げられている。そのワイルドかつトラディショナルな光景があまりに面白いので行列の最後尾でデジカメを構えると、おばちゃんが写真はダメよ、とのこと。考えてみればたたでさえ歩道に行列がはみ出しているというのに、撮影のため立ち止まる人が続出すればすぐさま往来に支障を来すだろう。大変失礼いたしました。
早足でアトリエへ帰って開封の儀。調理法とパッケージの効用で香ばしいことこの上ない(上の写真はクリックで拡大)。
団子そのものは至って素朴なもの。本体のボリュームを上回る勢いでたっぷりとつけられた透明な蜜にはなんとも気持ちのよい弾力があり、実によくのびる。その品よく控えめな甘さが、味わいのほぼ全てだ。美味い。これなら7、8本買っておけばよかったな。
みよしや/京都府京都市東山区廿一軒町226/電話非公開
開店時間不定(だいたい17:00-売り切れまで)/不定休
ここのみたらし団子屋めちゃくちゃ懐かしい〜。
店舗の様子が目に浮かびます。
団子の4つ目が少し離れているのも、焼き台にのせるための必然によるものなのが、思い出されました。
下鴨神社近くのみたらし団子屋も団子の形が円柱だったりして、京都の和菓子はどこも個性的です。
夏の甘味といえば、はやしやか梅園の宇治氷が食べたいっす。。京都いいなあ〜。
>タカマスさん(ですよね?)
遅レスになってごめんなさい!おお、たしかにそうなってる(>団子の4つ目が少し離れている)。実に貴重な情報、感謝感激です!下鴨には立派なみたらし団子屋がありますね。たまに足を運ぶ『ヴェルディ』(自家焙煎珈琲店)にわりと近いのでぜひ行ってみねば。京都のかき氷も絶対外せませんね。『はやしや』か『梅園』、近々行って来ます!
こちらも遅くなりました。タカマスです。
京都の話題は、いちいち懐かしくなり。。ついついコメントしたくなります。田舎もすっかり落ち着いていいのですが、やっぱり京都は職人芸の宝庫ですね。寺めぐりやお店めぐり、このブログで一緒に行った気になって楽しませてもらいます。ではまた。