5/1。青山から乃木坂へ移動。国立新美術館(内観1,2/外観1,2)で『ルーシー・リー展』。
陶芸家ルーシー・リーの活動をその最初期から晩年に至るまで丁寧に、膨大な物量で紹介した素晴らしい内容だった。元来のモダニストとしての感性と李朝陶器のフォルムからの直接的な影響とを改めて確認。それにしても美しい景色。
フロアに対してところどころ斜めに展示台が置かれた様子は一見するといかにも自由な印象を与える。それでいて実は作品をどの方向からも無理なく見せながら順路の整合性を確保した合理的なレイアウトとなっていた。展示デザインはどなたの仕事だろうか。
さらにサントリー美術館で『和ガラス』。こちらはボリューム少なめでかなり渋い内容。江戸のセレブの暮らしに用いられたガラスビーズグッズの数々をまとめて見たのは初めてなので良し。
夕食は久しぶりの『さかなのさけ』へ。以下、写真はクリックで拡大。
とり肝レア焼、えび豆腐辛味炒、野菜サラダベトナム風、などの定番を除く料理名はすっかり忘れてしまったが、この日もおいしい料理を堪能。上品・繊細な素材と出汁の協奏。日本酒をちいさなグラスでいろいろといただけるのも楽しくて嬉しい。こちらのセレクトは店主氏におまかせ。
質は高く、財布に安心。六本木界隈にあってなんとも貴重な有り難い店だ。
さかなのさけ/東京都港区六本木3-8-3/03-3408-6383
18:00-23:00LO/日祝休,月不定休