5/16。『長江家住宅』を見学後、昼食を摂ってから京都市街を移動。堀川通を横切り五条通を渡って花屋町通を西へ。壬生川通との交差点を過ぎて道なりに少し歩くと花街「島原」(しまばら/嶋原とも書く)。のエリアに入る。
入口の大門と立派な見返り柳に思わず感動した(写真はクリックで拡大)。東京では落語で聞いたことしかなかった光景を、京都で目にすることができるとは。
石碑と案内図によると島原の遺構として現在残るのは置屋『輪違屋』(わちがいや)と揚屋『角屋』(すみや)、この大門だけのようだ。
花街のデザインって何か特殊ですよね
色使いだったり雰囲気だったり
この立ち入っていいんだか悪いんだかわからない感じが
いいんでしょうね
無論建築的に見てもいいものですけどね
吉原なんかは忍びの残党が警護していたなんて話も残ってるくらい
隠し部屋が多かったらしいですからね
きっと吉原の大門もこんな感じだったのでしょうね
>kiyoさん
そう言われると『角屋』のファサードがなんだか要塞みたいに見えてきます。しがらみから逃れて恋愛とか遊興とか創作とかにのめり込むには、そうした構えが必要だった時代の産物なんでしょうね。