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ちょっといい風景 : 祇園祭・宵山の月鉾

7/16。21時過ぎにアトリエを出て祇園祭の宵山へ。

烏丸四条を西へ向かうと通りは溢れんばかりの人出。高層ビル群に負けじとそびえ立つ絢爛豪華な山鉾たち。甲高く荘厳な金属音を奏でる祇園囃子。

写真(クリックで拡大)は現在最大の鉾と言われるている月鉾。建造年についてはっきりした情報は見当たらないが、古くは1573年6月(同年8月に室町幕府が滅亡している)の刻銘が付いた部材も存在するとのこと。前後を飾る駒形提灯は今年から電球型LEDの内照式となっている。

初めて見る祇園祭は驚くほどカオティックで未来的だった。


祇園祭(Wikipedia)

2010年10月14日 02:00 | trackbacks (0) | comments (2)
comments

八坂の胡瓜ロゴが燦然と光ってますね
祭り中は胡瓜食べちゃだめですからね・・・
しかしこのビルの町並みと山車が相容れない感じ
なんとも微妙ですね
外国から見るとどう映るのでしょうか
ブラックレインのように映ってしまうのかな?
ヨーロッパからみたら
たかが数百年で
民族が違うのかというくらいまったく別の国になってしまっているから
きっとつかみところがないのでしょうね
それだけ日本って
和洋折衷な不思議な国なのでしょうか

posted by: kiyo : 2010年10月19日 13:19

>kiyoさん
え?胡瓜?と思って調べてみたら、なるほど、たしかに胡瓜の断面みたいですね。いろんな伝承や遺構がそこら中に散在する京都は本当にカオティックでミステリアスなところです。街区が恐ろしく整然としているだけに、その辺がよけい際立ちます。
『ブラックレイン』とはまさにそんな感じと言いますか、夜の都会に煌煌と光る山鉾の姿を見て今は無き大阪戎橋の『キリンプラザ』を思い出しちゃったんですよね。リドリー・スコット監督にはいつかぜひとも京都を舞台に映画を撮っていただきたいなあ。

posted by: 勝野+ヤギ : 2010年10月20日 02:11

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