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都市とデザインと : 島根県立美術館と島根県立古代出雲歴史博物館

『出雲大社庁の舎』に続いて、島根研修旅行で訪ねた場所をふたつ。

2010/8/6は『島根県立美術館』へ。建築デザインはこちらも菊竹清訓建築設計事務所。オープンは1999年。以下、写真はクリックで拡大。

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出雲往来の側にある駐車スペースから館内へ。高い天井の波打つフォルムが大きなガラス面越しの宍道湖へと連なるインテリア。ディテールはあくまで控えめに押さえられている。こちらはロビーから展示室へのアプローチにあたる中二階。ベンチのかたちはロゴマークとお揃い。

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上の写真は屋上から松江城方面を眺めたところ。光る湖面と銀色の屋根が融け合う様子が美しい。こちらは宍道湖側からの外観。こちらは屋上の全景。中央にあるカバの像のそばにはこんな立て札が。

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湖畔にある屋外彫刻のうちひとつは籔内佐斗司氏作の『宍道湖うさぎ』(別アングルの写真)。文脈といい配置といい実に完璧なインスタレーション。楽しい。

島根県立美術館
島根県立美術館(Wikipedia)

2010/8/7は『島根県立古代出雲歴史博物館』へ。建築デザインは槇総合計画事務所。出雲大社の東隣に2007年オープン。残念ながら十分に見る時間が無く、外観の写真はこちらを除いてほとんど撮ることができなかった。東入口からギャラリーを抜けて受付へ至るとガラスの箱状の開放的な空間。内部にはショップ、カフェ、展望テラスが空中歩廊を介して連なる。

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上の写真は2Fの空中歩廊から西側を見たところ。こちらは1Fで東側にある展示室棟を見たところ。たたら製鉄の壁面の表情がガラスとは対照的だ。こちらは3F中央の展望テラス脇から下階を西側へ見下ろしたところ。ガラス越しの北側屋外にひろがる植栽は水田を思わせる。中央奥に見える白い三角屋根は工事中の出雲大社本殿。

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受付脇から展示室棟に入ると中央ロビー。上の写真はその奥から受付側を見返したところ。北と東の壁に沿ってL字に配置された低いパーティションがあり、表面に散りばめられた半透明の部分から内部の照明が漏れ出している。

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上の写真は中央ロビーの真ん中にあるショーケースを空中歩廊に連なるデッキから見下ろしたところ。中の「宇豆柱(うずばしら)」は出雲大社本殿1248年造営時の遺構と言われ、直径1.4mほどの杉材をを3本束ねたもの。同様の柱が計9本あり、当時の本殿を支えていたらしい。一体どれほど巨大な建物だったのか。

島根県立古代出雲歴史博物館
島根県立古代出雲歴史博物館(Wikipedia)

2011年01月26日 00:00 | trackbacks (0) | comments (2)
comments

近くまで来られていたんですね〜。時間あれば寄ってもらえたらよかったですが。。ウチもこの頃はバタバタしていたかも。
またよかったら来てくださいませ。

posted by: クマクマ : 2011年02月09日 16:04

>クマクマさん
出雲、ディープでした。しかし見逃したところがたくさんあります。必ずやまた!

posted by: 勝野+ヤギ : 2011年02月10日 12:37

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