2010/8/11。『かね正』で鰻。お茶漬鰻製造販売の有名店『かね庄』(創業は1866年)が経営する鰻料理店。オープンは2000年とのこと。以下、写真はクリックで拡大。
川端四条の交差点を東に入り最初の信号で左折。大和大路を少し北上すると左手に郵便局が現れる。その右手のビル脇にある木戸上を見ると『かね正』の行灯看板。路地と言うより裏口と言った感じのアプローチの奥右手に生成りの暖簾が掛かる。人家の玄関を伺うような気分で店内へ。
入ると正面に会計場を兼ねたキッチンの入口。左手にこぢんまりした客席がある。キッチンに面してカウンター席が6つ。通路を挟んで路地側にテーブル席が2つ。内装は白木に黄土色の左官壁、御影石調のビニルタイルで数寄屋風に造作されている。この日はコンロの正面にあたるカウンターの左端に落ち着いた。きも焼きとうな重、きんし丼を注文。
上の写真がきんし丼。目にも鮮やかな錦糸卵の下に細切りの鰻。ご飯にはタレと胡麻がかかっている。
上の写真は鰻の発掘現場近景。
上の写真がうな重。こちらの鰻は蒸し工程無しの背開きとのこと。つまり調理法としては西と東が混ざっているわけだが、これが素晴らしい。関西風ならではの香ばしさに、しっかりした食べごたえが加わっている。合理的。関東の鰻に慣れた者からすれば一見して「大丈夫かよ」と突っ込みたくなるようなきんし丼が見事に成立するのはこの力強い鰻のおかげだ。
上の写真はきも焼き。こちらは見た目より優しい味。美味い。
カウンター席にはキッチンとの高低差が少なく仕切りがほとんど無い。店を切り盛りするお二人(父子だろうか)は揃ってもの静かではあるものの、その心意気と丁寧なお仕事ぶりはこの目で十二分に拝見させていただくことができた。
新御徒町『やしま』に続いて、京都でも近所に鰻の名店を発見。ラッキー。
かね正/京都府京都市東山区常盤町155-2/075-532-5830
11:30-14:00, 17:30-22:00/日木休
非常においしそうです・・・・
今度は是非京都うなぎ四天王にチャレンジしてください
廣川・梅の井・松乃鰻寮・祇園う
どこも行ったことないので是非ともレポートを・・・・・・
うなぎは相当昔から食べられてるソウルフード!
>kiyoさん
こちら、ホントに美味いです。週休二日ですが、割合遅くまでやっているのが有り難いですね。京都うなぎ四天王、チェックしときます!