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旅に出てきました, 都市とデザインと : 韓国ソウル 梨花女子大学校

2010/9/23。インテリアデザインコース4回生研修旅行の続き。水原市からKORAILでソウルへ戻って地下鉄で梨大駅へ。『梨花女子大学校』のキャンパスコンプレックス(2008)を見学。建築設計はドミニク・ペロー・アーキテクツ。

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駅前の繁華街を北へ抜けて大学の門をくぐると、広い石畳の向こうに緑地が広がるのどかな風景。その奥にヴォーリズ建築事務所の設計による学舎(1935)が見える。近づくと上の写真の眺め(近景)。緑地中央に切り込んだ谷間に向かう坂を下りて地下のキャンパスへ。

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谷の両側はストライプ状に分節されたガラススクリーン(上の写真は谷底から見上げたところ)。サッシは鏡面状のメッキで仕上げたスチール製のようで、ボルト締めのディテールと共に独特の武骨な質感を見せる。こちらは谷の北側にある階段を見上げたところ。こちらは階段側から見返したところ。ガラススクリーンからの反射光が石畳に幻想的なパターンを描く。こちらは屋上緑地の遊歩道。建築自体のインダストリアルなデザインとの落差があまりに徹底的で面白い。目眩がしそうだ。

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上の写真は階段の上から繁華街側への眺め。左手に3機のエレベーターとダクトスペースがあり、その間が地下の池への吹き抜けとなっている。

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上の写真はエレベータを地下4階まで降りてダクトスペース外壁を見上げたところ。鱗状の鏡面パネルに覆われた曲線的な造形。こちらはエレベーター前の通路。奥にスターバックスがある。

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上の写真は先ほどのエレベーター前通路をもう少し引いて見たところ。手前に地下フロアだけを繋ぐエレベーターがある。グラフィカルな壁面とパンチングメタルの天井、蛍光管の照明がインテリアを特徴付けている。

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上の写真は同じフロア南側にあるカフェ手前のオープンスペース。右手の傾斜した天井は屋外の坂道の下面にあたる。左手の数字と矢印は映画館スクリーンへの案内サイン。

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上の写真はフロア中央西側にあるオープンスペース。こちらは谷を挟んでフロア中央東側の通路。

こんな贅沢な環境で勉強できる学生は幸せだ。何とも羨ましい。

梨花女子大学校(Wikipedia)
梨花女子大学校日本語ページ

2011年08月07日 17:00 | trackbacks (0) | comments (0)
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