2010/9/24。インテリアデザインコース4回生研修旅行の続き。正午前後に『パークハイアット』ソウル(2005)を見学。インテリアデザインと建物外観のデザイン監修をスーパーポテトが手掛けている。先ずは2Fのグリルレストラン『コーナーストーン』で早めのランチ。以下、写真はクリックで拡大。
高層ながらフロアの面積はホテルとしては比較的コンパクトで、通路やエレベーターホールなどの機能はタイトにまとめられている。上の写真はエレベーターを降りて左手の客席から店内奥を見たところ。ウッド調のルーバーと御影石とステンレスがグラフィカルかつ大胆に空間を分節。造作の所々をフルカラーのLED照明が彩る。上質さとエネルギッシュさを同時に感じさせるデザインだ。こちらは同じ向きを個室内から見たところ。
エレベーターを24F(最上階)で降りると正面にホテルのフロントがある。左手に進むと喫茶と軽食を提供する『ザ・ラウンジ』(上の写真)。白いルーバーが吹き抜け上部を飾り、ゆったりとした客席に大きな異形の御影石がうずくまる。
3Fはミーティングルームフロア。上の写真はエレヴェーターを降りて左手を見たところ。アイレベルの上でわずかにずらされたステンレスのルーバーが緩やかな曲線を描き、ミーティングルームの外壁一面を構成。その上下の間接光で照明のほとんどが賄われ、フラットな天井は木質でシンプルに仕上げられている。こちらとこちらはもう少し左手からフロア奥を見たところ。さらに奥へ進むと右手にタペストリーガラスで間仕切られたミーティングルーム3室が並ぶ。
1Fエントランスでタクシーに乗って次の見学先へと移動。
PARK HYATT SEOUL(日本語ページ)