2012/3/2。早朝の新幹線で大手町『マスターズクラフト パレスホテル東京』現場へ。2002年4月オープンの『マスターズクラフト 品川プリンスホテル』からほぼ10年にして新店のお手伝いをさせていただくことになった。
この日はC工事(テナントの内外装工事)着工を控えたB工事(テナントの設備工事)状況の中間チェック。内装監理 、B工事担当業者の方々とC工事担当のイカハタさん、勝野の4者が揃った。今回のC工事責任者はイカハタ社長ブログでお馴染みのAYAKA様(上の写真右・黒っぽいヘルメット)。現場をご一緒するのは初めて。どうぞお手柔らかに。上の写真はエントランスから見て区画右側奥からの店内全景。柱形などでやや入り組んだフロアは45平米ほど。対して天井の仕上がり想定高さは3mと高い。
上の写真は区画中央奥からエントランスを見返したところ。ガラス張りのファサード(店舗正面)はA工事(ビル共用部分の工事)の共通仕様ですでに施工済み。サッシがやや煩いのが残念だ。こちらはエントランスドアのフロア埋込ヒンジの取付ディテール。テナント側のA工事フロアレベルは共用通路から100mm下がっており、その分をC工事で床上げする。こちらは区画中央から右側を見たところ。イカハタチーム打ち合わせの様子。こちらは区画左側からエントランスを見たところ。中央で光っているのは工事用の仮設照明器具。
上の写真は区画左側奥のテナント分電盤設置位置チェック中の様子。
上の写真は区画左側から天井スラブ下を見上げた様子。ここはテナント最下階のB1Fでもとりわけ空調・電気設備が密集した場所。おかげで小さな店内には不釣り合いな数の点検口を設けなくてはならない。設備配置の事前調整には少々手間取った。
上の写真は共用通路側から見たファサード。このフロアの物販店エリアではエントランス上部に付いたテナント看板(拡大写真)もA工事による共通仕様。ステンレスプレート抜文字に乳白アクリルを裏当てした内照式サインとなっている。
上の写真は共用通路全景。全体を養生シートで覆われた状況から完成形を想像するのはまだ早いが、どうやら物販店エリアとしてはかなり控えめ(良く言えば上品)な仕上がりになりそうな予感。はてさて。
いくつか確認事項を残してひとまずB工事中間チェックは終了。その後、新丸ビルに移動してイカハタチームとC工事の詳細について打ち合わせ。山種美術館ほかを視察後、その日のうちに帰京。