2012/12/15と16の二日間、「ふつうの家02」のオープンハウスが行われた。
和室まわりなどにガラスの入っていない箇所があったり、照明がまだ点かなかったり、外構はまったく出来ていなかったり、と言った状態ながら、クライアントのお引っ越し前にお披露目できるチャンスが他になかったためとりあえず。そんなわけで私たちはほとんど告知をしなかったが、施工担当の竹内工務店さんに様々なご紹介をいただきつつ、一日の陽の移ろいをゆっくりと確認することができた。上は16日の昼下がり、南側中央・リビングルームの様子。
12/17。外構工事がスタート。上は南東角からの外観。和室の雨戸が閉まった状態。建物まわりの犬走りと道路境界部分の型枠と配筋が施工されているところ。
東側中央・玄関まわりの様子。こちらは道路境界部分。玄関内部・北側の壁には曲がった木の手摺が取り付けられた。部材は以前の邸宅から引き継いだもの。
電気工事もようやく仕上げ段階。上はインターホンの細かな取り付け位置を現場監督・谷口さんと打ち合わせ中の勝野。
夜も更けた頃にリビングルームの間接照明が点灯した。構造補強用の火打梁とともにヨシベニヤの天井が柔らかく浮かび上がる。広さ12畳ほど、高さ5m弱の室内のあかりはこれだけで十分。あとはダイニングテーブルの予定場所にペンダントライトがひとつあるだけだ。
昼夜の光がきまると、内装屋としての仕事を果たせつつある実感がようやく湧いてほっとする。
12/18。前日に出来た型枠と鉄筋にコンクリートが流し込まれた。上は玄関まわりの様子。
こちらは南側の様子。奥の職人さんはコテ押さえの作業中。
道路境界部分には小さなステンレスプレートの標識が埋め込まれた。上の黒い矢印の標識が東側前面道路が将来拡張された際の境界。下の赤い矢印の標識が現在の境界を示す。