2012/12/20から22の朝にかけて「ふつうの家02」の完成写真撮影。クライアントご家族のお引っ越しを直前に控え、室内外で残工事が行われる中をかいくぐり、撮れるところだけをどうにか撮り切ろうという強行軍。
和室の床にはクライアントからお借りした軸と花器。勝野が山帰来と柚子をあしらった。
フォトグラファーはいつもお世話になっている佐藤振一さん。今回は4×5のカメラと8000万画素のデジタルバック(Phase One社製)のセットをメイン機に、NikonのD800(関連サイト:その1/その2)をサブ機として使用。アナログからデジタルへの以降後、あの佐藤さんをしてようやく「本来の自分に戻った」と言わしめたマニアックかつ最強のハードウェア群。
以下の写真は残念ながら勝野とヤギが撮影したもの。
東側中央・玄関からリビングルームを見たところ。
南側中央・リビングルーム全景その1。
リビングルーム全景その2。夜の写真はこちら(その1/その2)。
リビングルーム天井見上げ。
南東角・和室全景その1。
和室全景その2。
玄関南側「なんちゃって」にじり口から和室をのぞいたところ。
北側中央・WC。
北西角・個室2全景。
西側中央・個室1全景。こちらは南西角・主寝室全景。
南側庭からリビングルーム越しに和室を見たところ。建物の東側全景はこちら(その1/その2)。
佐藤さんには庭や外構の工事が落ち着いた春頃に再度撮影にお越しいただく予定。正式な完成写真は初夏の公開となる。
お久しぶりです
いやいや
これだけ和で遊べればふつうの家なんて言えないですよ・・・・
都内では完全に見かけない家ですもん!
トイレもトイレと言うより水屋の風情ですね
白木が飴色に変わる頃もっと風格が出るんでしょうねきっと
>kiyoさん
ご無沙汰しております!清原さんにそう仰っていただけるのはとても嬉しいなあ。とは言え、京都市内にあってはやっぱり「ふつうの家」なんです。いまここで出来ることを丁寧にやっているだけで、特別な仕掛けは本当に何もありませんし。生活とデザインの関わりの中で、何が「ふつう」なのか、という問題はとても厄介で、だからこそ面白いですね。