5/20。「ふつうの家03」現場へ。内装下地が一段落して家具工事が始まった。
南西角を主室側から見たところ。玄関と和室の家具が背中合わせになる箇所の下地が組み上がりつつある。こちらは以前この場所にあった邸宅から取り外した地板を新しい和室で用いるために加工している様子。
地板の取り付けの様子。4人掛かりで慎重に。
地板がぴったり決まったところで、意匠柱の場所を決定。収納家具の下部構造を兼ねる。何種類かの角材を勝野の感覚でランダムに配置。
5/25。遂に仮囲いが外れた現場全景。大文字山東峰とふたつの屋根の描くラインがイメージ通りに呼応して感無量。
東側からの外観。吹付塗装の仕上がりは上々。いい塩梅の利休鼠。
南西角・軒先。雨樋の取り付けもさりげなく完了している。
南西角・玄関。収納家具の下地がほぼ出来上がった。こちらはその収納上部の意匠柱の取り付け位置を検討中の様子。私たちをクライアントに紹介して下さった横堀さん(中央)も参加。
北西角・和室。こちらの収納家具下地もほぼ完成。その中に分電盤を取り付ける電機屋さん。足下を先日の地板と意匠柱が支えている。こちらは意匠柱まわりの近景。
和室入口から掃出窓と西側道路越しに隣家の方を見たところ。
主室東側を見たところ。正面はハーフユニットの設置を控えたバスルーム。
5/16。「ふつうの家03」現場へ。外装の吹付塗装仕上が始まった。
いつもの現場全景。木部を残して建物ごとステルス機っぽいダークグレー(もしくは利休鼠)で塗り潰されつつある。
塗装屋さんの出で立ちはほぼグラフィティアーティスト。
取り付け前の玄関敷居。御影石に真鍮レール。こちらはその取り付けをほぼ終えた南西角・玄関の内観。収納造作の土台となるコンクリートブロックを施工中の左官屋さん。
西側へ向かっての主室全景。北側・キッチンのエリアではFRP防水の作業中。こちらは材料となるグラスファイバー。一斗缶にはポリエステル樹脂が入っている。
防水箇所にグラスファイバーを貼り、その上にローラーで樹脂を塗り固める。この工程を壁面下部と床面に行うことで、シームレスな防水層が出来上がる。
東側へ向かっての主室全景。壁の白い部分はタイルの下地となるケイカル板(珪酸カルシウム板)。
突き当たりにある格子の向こう側はこんな状態。洗面室・WC入口手前から南側を見たところ。通路部の天井は既にヨシベニヤで仕上げられている。
5/1。「ふつうの家03」現場へ。
外装下地のモルタル塗が進行中。こちらはコーナー部。この状態からさらにフラットに仕上げてゆく。
北西角・和室の様子。ヨシベニヤの天井がほぼ完成。こちらは北東角・洗面室の様子。まだどこも下地の状態。
日が変わって上の写真は5/9の現場全景。
外装下地のモルタル塗はほぼ完了。こちらはコーナー部。かなりシャープになった。後日、吹付塗装を施す。こちらは南西角・玄関まわりの様子。建具枠までが出来上がっている。
東側からの主室全景。格子を制作中の大工さん。
主室北側・キッチン壁面の様子。タイルや壁紙で仕上がる部分は石膏ボードで覆われつつある。こちらは北西角・洗面室の様子。
キッチン床下地には飲食店仕様の防水処理が施されている。モルタル表面をコテ押さえで入念に仕上げる左官屋さん。
北西角・和室の入口まわり。引戸上部に半円形の下地が出来つつある。こちらはそのディテール。
格子は東側の洗面室やWCと主室との間仕切りになる。ピッチは20mm。奥行90mm。
格子の取り付けの様子。しっかり養生しておかないと。
4/17。「ふつうの家03」現場へ。
ダークグレーの屋根が仕上がった。ガルバリウム鋼板縦はぜ葺き。
軒先のディテール。重厚な梁と相まって、屋根の軽さと薄さが強調される。お隣の「02」とは色調を揃えつつも敢えて対照的な印象に。
外装の下地は木摺り板張りまでがほぼ完了。吹き付け塗装の下地のそのまた下地。
南側ほぼ正面からの外観。大きな円弧で切り抜かれた欄間が登場。
大黒柱越しに東側を見た室内全景。壁の断熱材張りが完了(主室北側壁面の様子)。床の断熱材もほぼ施工を終えた(主室北側床面の様子)。
主室天井はヨシベニヤで綺麗に仕上がった。
アルミサッシ建具の取り付けも完了。上の写真は北西角・和室の様子。
主室内から見た欄間。直線基調の空間にあって、控えめながら張りのある曲線を描く。いい塩梅。
1/22。「ふつうの家03」現場へ。主要構造の中間チェック。
上は西側道路から見た写真(いつもよりやや近景)。屋根は防水シート張まで出来上がった。
東側から開口部を挟んでテラスと主室を見たところ。アルミサッシ枠の取り付けがほぼ完了し、内装下地の工事が始まっている。
南西角・玄関の辺りから東側を見たところ。突き当たりの天井の下はWC、洗面室、浴室。先の写真と見比べると、主要造作は大黒柱を中心とした左右対称に近いレイアウトであることが分かる。
やや南東から見た主室全景。大黒柱の下にはキッチンカウンターが配置される。
南側開口部のディテール。黒いアルミサッシ枠の内側に障子枠。
構造設計担当のS3 Associates・田中さんと施工担当の竹内工務店・瀬津さんの打ち合わせの様子。仕口から補強金物までを細かくチェックしていただく。
2012/12/29。「ふつうの家03」現場へ。
先日の上棟に引き続き、この日は屋根下地の垂木の取り付け作業。すでにこの日の工程は概ね終了し、屋根にはブルーシートがかけられた状態。
南側軒先を見上げたところ。垂木の先端は全て水平にカットされている。こちらはフロア中央から西側を見たところ。天井の下には玄関と和室が出来る。
大黒柱周辺の屋根下地見上げ。
フロア中央で脚立に登って西側を見たところ。主室は現在見えている棟木や垂木をそのまま表しにする。仕上がりの最大高さは4mほど。
フロア中央から南側を見たところ。こちらはほぼ全面が開口部となる。
年が変わって、上の写真は2013/1/10の工事現場。
フロア西側から東側を見上げたところ。軒下はすでに杉板で仕上げられている。室内側の天井は構造用合板の下地までが出来上がった。
北西角・和室から南東側への全景。工程はそろそろ内外装下地へと移行する。こうしたフレームだけの眺めはあっという間に見納めだ。