6/17。「ふつうの家03」現場へ。完了検査に立ち会い。とは言え、検査後も一部の内装造作や外構はまだ工事中。「完成」はもう少し先だ。
南西角・玄関の建具が出来上がった。照明器具の取り付けもほぼ完了。こちらは引戸を開けて玄関内を見たところ。意匠柱は先月の打ち合わせとは異なる位置に(横堀さんごめん)。
玄関を主室側から見たところ。ミニマムな結界の空間。
外構では道路から玄関までのゆるやかなアプローチが出来つつある。南側の石垣もかなり形が整ってきた。
主室では障子張が行われていた。息の合ったお二人の作業は実に小気味良く、あっという間にどんどん仕上がってゆく。
障子と畳の入った北西角・和室の様子。こちらは和室内から主室側を見返したところ。
和室南側の様子。収納であり、床であり、またそのどちらでもない場所。
主室北東角の屋根裏に付けたちいさな障子。
水廻りもほぼ完成に近づいた。上は設備や建具の取り付けを終えたWC。こちらは北東角・洗面室。南東角・バスルームはタイル張までが完了。
主室東側全景。作業を終えた経師屋さんは何事も無かったかのように現場を綺麗に片付けて帰路へ。かっこいい。
経師をほぼ終えた主室南西側全景(縦位置の写真)。
大判の障子越しのやわらかな透過光。
6/8。「ふつうの家03」現場へ。
いつもの現場全景。左官工事はいよいよ大詰め。テラスの立ち上がり部分がほぼ仕上がっていた。こちらはテラスを東側から見たところ。
テラス南東角のディテール。細かな砂利入りのコンクリートを欠き落してラフに仕上げていただいた。コーナーは丸く。建物のシャープさを際立たせようという寸法。
左官屋さんの道具の一部。これらのコテを使い分けて様々なテクスチャーが生み出される。こちらは基礎とテラスの接する面を入念に仕上げる左官屋さん。
主室ではキッチン壁面のタイル目地を施工中。上の写真は白い目地モルタルを塗り込んでいるところ。この後、スポンジでタイル表面の余分な目地モルタルを拭き取って仕上げる(作業の様子/仕上がり近景)。
室内各所で経師屋さんが寒冷紗とパテの施工中。石膏ボードやベニヤなどの下地をフラットに整えて壁紙張に備える。
玄関の踏石を定位置に運ぶ造園屋さん。3人掛かりで慎重に。こちらはクレーンを使って南側石垣を施工中の様子。
南西角の軒先と桜の枝先。
6/10。テラス立ち上がり部分のコンクリートが概ね乾いていい具合。
南西角・玄関では先日置いた踏石のまわりに仕上モルタルが施された。こちらは玄関床の全景。
先日施工した下地に和紙壁紙を張る経師屋さん。こちらは北西角・和室。中央にあるのは壁紙に接着剤をまんべんなく塗るための道具。こちらは和室南側の収納下部に壁紙を張る経師屋さんと現場監督・瀬津さん。ここには間接照明が入るため、見えないところまで丁寧に。
中央の主室東側で経師屋さんと左官屋さんが同時に作業中の様子。
北東角・洗面室入口引戸上部のディテール。内装もいよいよ最終段階。白く引き締まったインテリアが表れてきた。
6/5。「ふつうの家03」現場へ。
いつもの現場全景。手前に砕石を積んだトラック。南側・テラスや西側・玄関まわりの外構左官工事が急ピッチで進む。
西側外観。コンクリートブロックが立ち上がっている。こちらは南側正面外観。
基礎とコンクリートブロックの間に砕石が詰められた様子。
屋内では主室北側・キッチンのカップボードはほぼ取り付け完了。向かって左側には冷蔵庫とエアコンの収納スペース。
南東角・バスルームの壁は簀子状の木下地までが出来上がった。こちらは入口ドアまわりの様子。
6/7。屋内の木部を植物性ワックスで仕上げる塗装屋さん。
主室北側・キッチンのレンジフードの取付位置を検討する竹内工務店・瀬津さん。クライアントのうち一方の身長が私たちよりかなり高いので、代役になっていただいた。
南東角・バスルームの壁は先日の木下地の上にモルタルが塗られた状態。
西側道路境界の石垣を丁寧に組み上げる造園屋さん。
コンクリートミキサー車が現場到着。こちらはその作業風景。作業直前のテラスはこんな状態。砕石の上にワイヤーメッシュ。そこにコンクリートを流し込む。
下地やコンクリートの様子を見ながら入念に作業する左官屋さん。大きな棒状の道具で表面をならし、コテで綺麗に仕上げる(工程その1/工程その2)。
テラスと玄関の上面には一二三石をまばらに散りばめる。こちらは作業中の瀬津さん。コンクリートに余計な跡を付けないよう、足場板を渡した上でひとつひとつ石を置いてゆく。私たちがやるとどうしても規則的な間隔で石を配置してしまいがち。それではつまらない景色になってしまうので、主立ったところは彼の感性にお任せした。
厳しい目で自作をチェックする瀬津さん。
西側道路の桜からの木漏れ日。この梅雨の日差しはまるで真夏のようだ。
6/1。「ふつうの家03」現場へ。窓の外側への面格子の取り付けがほぼ完了。建物の外観はこれでずいぶんと落ち着き、完成形に近づいた。
南側・正面外観。こちらはいつもの位置からの現場全景。
西側道路から先日据えられ三角石と桜の木ごしに建物を見たところ。建物の西側に面格子は無く、向かって右側の開口部が仮設の扉で塞がれた玄関、左側が和室の掃出窓となる。こちらは南西角・玄関窓まわりの面格子を正面から見たところ。
室内では主室北側・キッチンカウンターの設置がほぼ完了。
カウンタートップの白い人工大理石を念入りにクリーニングする業者さん。現場にはレンジフードとバスルームのハーフユニットも到着し、取り付けを待つばかり。
6/3。南側・テラスや西側・玄関まわりの外構左官工事が始まった。上は南側・テラスと庭の境界上にコンクリートを流し込んだところ。
ダイヤモンドカッターと集塵機を使ってコンクリートブロックを切断する職人さん。これを先ほどのコンクリートの上に並べてテラスの下地にする。
南東角・バスルームへのハーフユニットの設置が完了。浴槽から上の壁面は後日キッチンと共通のタイルで仕上げられる。こちらはハーフユニットの近景。キッチンにはカップボードが到着。後日、キッチンの壁面に取り付けられる。
5/27。「ふつうの家03」現場へ。
東側の屋根裏から見下ろした主室全景。北側・キッチンの防水モルタルとカウンター置台の左官工事が完了している。大工さんは窓の外側に取り付ける面格子を制作中。
キッチンカウンター置台の近景。造作取付とタイル張の準備はこれでほぼ万端。
北東角・洗面室の壁下地も完成。内装は仕上げを待つばかり。
外構工事が本格的にスタート。高さ調整を終えて固定された南側・テラスへの沓脱石。
西側・道路境界には段差吸収のための石垣が組まれつつある。今回もチェーンブロック付きの三又が大活躍。こちらはその近景。
5/29。西側・道路境界にある桜の脇に大きな三角の石が立てられた。表札代わり。
主室内では先日部材を切り終えた面格子の組立が。塗装も同時進行中。