8/20。「マスターズクラフト さくらタワー東京」現場へ。C工事(テナントの造作や設備の工事)が始まった。
共用通路側から見たサッシ全景(北→南方向)。既存のガラス全面が養生シートで覆われている。
店内に入って窓側を見たところ(北→南方向)。造作だけでなく、既存の設備を含め、ほぼ全てが整然とした左右対称のテナント区画。商業建築設計におけるさりげなく、しかし明確な美意識。工事前にこうしたことを感じる物件は滅多にない。
店内西側から東側を見たところ。薄茶の石膏ボードが先日のA工事で新設された共用部とテナント区画の間仕切り。電話をかけているのは今回の現場監督・コラボデザインの瀬戸本さん。
B工事(テナント側から共用部の業者さんへ依頼する設備工事)で新設したエントランスまわりのダウンライト(4灯)。やや暗めではあるが、今後のランプ交換が可能なLED器具を採用している。同じくB工事での一部配線ダクトの移設も完了。こちらはA工事で撤去されたものを流用している。
C工事は墨出し(新設造作の設置位置を現場に下描きする作業)がほぼ完了。上の写真では床に什器の設置位置が描かれているのが分かる。壁の痛んだビニルクロスは色味や質感を合わせたものを新しく張り直す。
タイルとメラミン化粧板のサンプルを現場に並べたところ。細かな青海波のパターンが描かれた150角のタイルはマスターズクラフト製造のオリジナル品だ。